初めて取材を受ける起業家へーー記者がインタビュー時に聞きたい質問事項リスト
取材を受けるということで、何を準備していいかわかんないですよね
という(新人)広報の方がいらっしゃったので、まとめてみた。
事前
- 取材の趣旨を確認、事前にもらえる質問をもらっておく
- 記者さんの特徴を掴んでおく
- 事前の質問から想定問答を作っておく
インタビュー時
- 趣旨を確認し進行する
- リアクション大きく、しっかり議事録をとる
- 終了10分前に仕切る
終了後
- 記者さんにお礼メール
- 議事録を共有
- 振り返り
事前
取材をお願いすることもありますが、ここでは、取材を受ける前提でまとめます。
おそらくは、聞きたいことがあって、取材に至ったので、最近発表したサービスのことなのか、世間にウワサされていることなのか、取材の趣旨を確認し「取材依頼書(取材趣意書)」をもらっておきましょう。
そこには取材趣旨が書いてあると思うので、それをふまえて、事前にもらえる質問をもらっておきましょう、あわせて撮影の有無も確認しましょう。
インタビュワー(=記者さん)の名前で検索して事前にどのような記事を書いているのか、ある程度掴んでおきましょう。ネットビジネスに詳しい、とか、同業をよく取材しているなど。
事前の質問と記者さんの特徴をあわせて、想定問答を作ってどう答えるかをまとめ、インタビューイー(インタビューを受ける人)としっかり共有しましょう。
あわせて、今回のインタビューの趣旨だけではなく、直近の自社でのニュース等も聞かれることがあるので、そこも認識をあわせておきましょう。
インタビュー時
インタビュー開始時、「本日はこういう趣旨でのインタビューでしたね」という確認の意味で、冒頭に仕切りましょう。まれに聞いていたことと違うインタビューになったりするので念には念を、です。
インタビュー中は、インタビューイーの話しを大きくうなずき、リアクションしましょう。その反応で、インタビューイーのテンションがあがり、話しやすい雰囲気がつくれます、カラオケの手拍子と同じですね。
そのリアクションをとりつつ、しっかりと議事録をおさえましょう。
ついつい長くなりがちなので、終了10分前には「そろそろ」と仕切りましょう。
終了後
当日中に、記者さんにお礼メールをしましょう、あわせて「掲載の時期が決まったらお知らせいただけると幸いです」とまとめると、掲載時期もさらっと聞けてスマートです。
インタビューイーに議事録を共有し、さらっと振り返りましょう。話し方とか、インタビュー中の態度など、社長でも役員でも遠慮無く伝えましょう。
と、こんな感じでしょうか。
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